OUTIL ウティ 22aw Collection
数多くの名作を出し、洋服好きを虜にするOutil ウティ。
昨今、ヴィンテージアイテムの高騰が激しい中で主にフランス
ヴィンテージをベースに当時の良さを残しつつも、現代の空気感やシルエットに合わせ再現。
中には当時の生地やデットストックの生地を使用したアイテムなどオリジナルと遜色ないクオリティの高さは圧巻です。
ご紹介したいアイテムは新型のバスクシャツ “TRICOT NAY” トリコネ。
アイコン的アイテムとなっているオーバーサイズシルエットの”TRICOT AAST” トリコアとは違いベーシックなサイズ感で余裕のある雰囲気が大人に感じ、個人的にもツボなバスクシャツです。
イメージソースは1880~1930年代初頭までフランス海軍にて実際に作られていたインディゴのボーダーカットソー。
フランス国内の縫製工場にて生産依頼した、肉感のある生地は洗う毎にインディゴと素材の変化を楽しめる一枚です。
写真は私物のバスクシャツ。
購入して約半年経過の洗いは10回以上かけております。
白地部分にうっすらインディゴが移色し、ムラのある表情が出てきます。
袖口や肩はインディゴが擦れて良い雰囲気に。
インディゴの染まり方は洗うたびに違った表情を見せ、着用する毎に変化を楽しんで頂けます。
インディゴ移色の大きいところや小さいところ。
所有される方の環境によって移り方や加減が変わっていきます。
洗いを通すまでは肉厚でハリ感のあった生地も次第に柔らかくなり、着易く馴染んできます。
ちょうど今からの時期、秋から春にかけてまでは非常に着用し易い生地感です。
個体差は出てくるかと思いますが私物のものは縮みはほとんど感じず、購入した時のイメージのままで着用してます。
デニムのように育てて同じ物が存在しないところがこのバスクシャツの魅力です。
下記の写真は店頭にある同アイテム。
比べてみても色のインディゴの変化が分かります。
OUTIL ウティ 22aw
“TRICOT NAY” (white/indigo / サイズ2,3,4)
OU-C007-22AW
色違いのブラックインディゴの色もどのように変わっていくか非常に楽しみです。
落ち着いた配色のボーダーで上品な一枚です。
ボーダーが苦手な方には抵抗少ない配色でおすすめしてます。
OUTIL ウティ 22aw
“TRICOT NAY” (black/indigo / サイズ2,3,4)
OU-C007-22AW
デザイナー宇多さんが作るアイテムは面白く楽しくとても奥が深いです。
まだお持ちでない方はウティのお洋服を是非とも一度試して見て下さい。
次回は私物のモールスキンとブラックインディゴを今季のアイテムと合わせてご紹介できたらと思います。
お楽しみにお待ちください。
お取り扱いに関しましては移色がございますので気をつけて着用下さいませ。
〈 OUTIL ウティ 〉
古くからのフランスのワークウェアから多くの手がかりを得ています。
生産はフランスと日本を中心に行っています。
“Outil”とはフランス語で<道具><ツール>の意。
人と人とを繋ぐため、生きるための衣服を提案しています。
オンラインショップにて通販も承っております。
できる限りご対応させて頂きますので気になる方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。